mhc-sync
メールからスケジュールを入力するというのが結構楽なことに気付いたので、ここしばらくはMew+MHCでスケジュールを管理していました*1。さすがにいつもいつもZaurusだけでスケジュールを確認するのもあんまりなので、この前パッケージに加えたmhc-syncを試してみました。warningが出ますがちゃんと動作します*2。
本当はデスクトップ側からも同期させたいところだけど、zaurusの方にsshdをあげるのはちょっとイヤなので、同期する際は必ずZaurus側からコネクションを張ると限定して、ZaurusにはOpenSSHのクライアントだけをインストールしました。mhc-syncはRubyのスクリプトなので、Zaurus側に必要なものはMHCのほかにSSHとRubyのパッケージです。
"-x"オプションで指定しているexchange_idは任意のフレーズで、同期するローカルマシンとリモートマシンのセットを組むためです。一度SSHなりrsyncなりで同期したあとは、
zaurus% mhc-sync -x zaurus user@remote.pc.sample.com Connecting remote.pc.sample.com user@remote.pc.sample.com's password: <- password入力 Initializing local ... done. Initializing remote (exchange_id=zaurus) ... done. Transfer local to remote 追加されたスケジュール
とすることで同期できます。もちろん、デスクトップ側でPalmと同期させると、結果的に母艦・Zaurus・Palmで同期がとれたりします。
尚、MHCのパッケージの中に含めたtodayも同じくRubyのスクリプトなんですが、実行にはlibcrypto.so.0.9.6を要求します*3。手元にあるのは、libcrypto-0.9.7b-1なので、やむを得ずシンボリックリンクを張って代用しました。
# cd /usr/lib # ln -s libcrypto.so.0.9.7 ./libcrypto.so.0.9.6
結局、MHCをちゃんと運用しようと思うのであれば、Emacs21はもちろんですが、ほかにMew、SSH、Ruby、libcryptoのパッケージが必要ということになります。